日野コンテッサのコイルスプリング

日野コンテッサのコイルスプリングが、HONDAオデッセイ、RB1のスプリングを流用できると言う話を聞いたのはだいぶ前の事。
そして、とあるオークションサイトで、とても綺麗なスプリングを格安で落札したのもだいぶ前…。
更に、セダンのスプリングも調達し準備は万端のはずだった…。

旧車が好きなのかどうかは良く分からないけど、縁あってずっと乗り続けている日野コンテッサ。
僕の知識の中では、それより新しいDATSUN510とか、スカイラインだとGC10、Zなら、S30、サニーでもB110位しか旧車の知識はないんです、実は。
だから、日野コンテッサのセダンとクーペでリヤのコイルスプリングの自由長がこれほど違って、互換性が無いなんて夢にも思っていませんでした。この時まで。
だって、スカイラインも、ブルーバードも、セダンでもクーペでもリヤのコイルスプリングなんて同じ部品でしょ。多分。



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左から、RB1、セダン、クーペ、そしてアテンザスポーツのリヤです。
並べて見ても、自由長が違うのは、今まで使っていたクーペ用のスプリングがへたっているか、以前端末が折れたクーペ用のスプリングを頂いたとき、それに合わせてカットして、車高短にし、一回はノーマルに戻したつもりが戻し忘れていたのかなと思ったくらいでした。

で、ここで唐突に登場するアテンザスポーツのオートエグゼ製ローダウンスプリング。
フロントは、オデッセイRB1と寸法的には大体同じ。写真には映っていませんが。一番右の赤いスプリングはリヤ用です。
因みにRB1用は、もう取り付ける気満々で、スプリングの端末には、既にチューブが付けてあります。
これは、BNR32のフロント用を流用しています。
55031-31U10、55018-AA000と言う品番のもので、ぴったりでした。


さて、日野コンテッサのリヤスプリングは、リフトアップしてリバウンドストラップと言うベルトをはずして、サスペンションを下に下げればスプリングの脱着ができると、整備要領書にも記載されています。
標準のクーペー用スプリングも、そうやって何度か脱着していました。
RB1のスプリング、そのまま装着可能と思ったら…。
ダンパーの取り付けボルトを外して思い切りサスペンションを下げても、はまる気配すらありません。
そこで、スプリングを油圧プレスで縮めて、梱包用のナイロンテープで締めて取り付けました。
はやる気持ちを抑えつつ、ダンパー、リバウンドストラップを元通りに取り付け、タイヤを付けて接地させると…。

バレリーナがトゥシューズでつま先立ちしている姿を想像してしまう程、思いっ切りのキャンバーのついたつま先立ちしているような車高…。
やはりスプリングの自由長が長すぎたようです。脱力感で、写真を撮る気力さえありませんでした







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線径の細い、荒巻コイルスプリング。モダンカーの高性能サスペンションを連想させるビジュアル。
だいぶ前に、オーリンズを目指したダンパーの塗装は、若干くすんでいますが…。
が、しかし、ご機嫌だったのはここまで…。

はやる気持ちを抑えて、車両を接地させた状態では、とても良い感じの車高。
早速試運転しようと、車両をバックさせるとみるみる下がっていくリヤの車高…。
インパラのローライダーのように無残に下がった車高。どうやらダンパーの減衰力だけで車両を支えていたようです。
思いっきり付いたネガティブキャンバー、更に極限まで下がってしまったリヤ車高。
驚いて腰を抜かしてしまった犬のようにも見えるその佇まいは、涙さえ誘うものでした…。



駄目なものは、駄目なので、当初の計画通りRB1のフロントスプリングを取り付ける事にします。
先ずは、どの位自由長が違うか良く比べ見ます。


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概ね、一巻きカットして、端末の処理をしてカットした部分を塗装して、チューブを被せて取り付け準備完了。



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標準のスプリングよりちょっとだけ自由長を長く設定したので、取り付けにちょっとだけ苦労したものの無事取り付け完了。
車高が、5mmほど上がった以外は、見た目は変化なし。
走っても、苦労した割には劇的な変化が無かったという事は、まぁまぁ、間違った選択ではなかったのかもしれません。
なにより、半世紀前の設計、製造、そして、半世紀近く使い続けてきた標準スプリング。
中古とは言え、最近のクルマのスプリング、悪くなる事はないと思いますが、もっと劇的に良くなって欲しかったです…。




日野コンテッサの車両レイアウトを改めてみてみると、車両の中で一番重い部分、エンジンとトランスミッションがリヤーのオーバーハングに設置されていると言うレイアウト。
そして、どう考えても、普通のレートのスプリングでは、柔らか過ぎてしまうようです。
しかも、今のクルマのスプリングを流用する場合、転地を逆さまに付けなくてはいけないと言うのも問題の様な気がします。
1Gで、若干のキャンバーが付いて、トラクションをかけると、ネガティブキャンバーになる位の感じのリヤサスペンを目指しているのですが、かなり手強そうです…。

次回は、アテンザスポーツのフロントスプリングを試してみる予定です。
果たして理想のスプリングは見つかるのでしょうか?

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